2歳の子供の成長

1人で遊べるようになる

赤ちゃんの頃は親が一緒に遊んであげたり相手をしてあげることが必要でも、2歳になる頃には1人遊びができるようになると聞きます。 でも、娘は2歳を過ぎてもなかなか1人遊びをしてくれない子でしたねえ。 一緒にいてあげれば、いつまででも繰り返し遊んでいるお気に入りのおもちゃでも、ちょっと1人にしてしまうと あっという間に飽きてしまい、私を探し始めたり、愚図ったり。

『はらぺこあおむし』や『しろくまちゃんシリーズ』『ぐりとぐら』などの絵本は、娘のお気に入りで 夜、寝る前には必ず読んであげました。 ただ、やっぱり1人ではお気に入りの絵本もさわろうともしません。

そんなわけで、だいぶ成長した娘でしたが、結局いつも一緒にいて遊んであげたり相手をしてあげたり。 もちろん、一日中相手をしていたらこちらが持ちませんから、テレビに子守をしてもらったこともよくあります。 テレビを見ている時だけは1人でもおとなしくしていました。

おえかきもあんまり好きではありませんでしたね。 なぜかえんぴつやクレヨンだと、指に力が入らないらしく、とっても薄い線しか描けないんです。 ですから、私が一緒に遊べる時には絵具を使わせてあげました。 絵具だったら力は必要ありませんから、簡単に絵が描けて楽しかったみたいです。

初めて粘土を触らせた時には、大きな口を開けて食べようとしたので、笑っちゃいました。 もちろん慌てて回収。 粘土は食べ物じゃないんだよとよく教えました。 息子の場合、粘土遊びは成形するものではなく、切ったりちぎったりするもののようでしたね。

ままごとセットが好きな息子のために、キッチンセットを作ってあげたこともあります。 作ったと言っても、カラーボックスやCDラックを組み合わせて、キッチン風に設置しただけですが。そこに突っ張り棒を渡してお玉やフライ返しをS字フックで下げたり、CDラックの棚部分にお鍋やフライパンを並べたり。 実際に買おうと思うと、とっても高い子供用キッチンセットも、こうやって作ってあげればとてもリーズナブル。 作っている私もワクワクしちゃいました。

三輪車の練習をし始める

2歳の誕生日に、おじいちゃんに三輪車を買ってもらいました。 大人が押すように、後ろに持ち手が付いているタイプのものです。 でも、いくら2歳になったからと言って、なかなかすぐに三輪車を漕げるようにはなりませんでした。 私もちょっと借りて漕いでみましたが、三輪車って自転車よりもよっぽど力がいるし、一回ペダルを漕いだときの 車輪の回転数も少ないし、とっても難しいことに気付きました。

そんなふうでしたから、もらってから半年近くは、娘は三輪車にまたがるだけで親が後ろから押してあげていましたね。 でも、2歳半を過ぎる頃からお父さんと三輪車の練習を始めました。 だいぶ時間はかかりましたが、3歳になる前には漕げるようになっていたと思います。 ただ、娘を普段遊ばせていたのはもっぱらアパートの駐車場が中心でしたから、三輪車で移動できるようになると 目が離せなくて大変でした。

ちょっと夕方数分だけ遊ぼうか…という時に駐車場は便利なのですが、今思うとちゃんと公園などで遊ばせた方が 安全だったなと反省です。 娘が2歳を過ぎた頃、少し生き物にも興味を持ってほしいと思い、金魚を飼ってみました。 金魚のエサは息子と一緒にあげます。 朝起きた時と、夜寝る前にはちゃんと金魚さんにあいさつをしたりして、今思えばとってもかわいい時代でしたね。

夏には、おじいちゃんの畑で捕まえたかぶとむしを飼ったこともあります。 私は、自分が生きもの大好きだったので、娘も生き物が好きに違いないと思い込んでいたのですが 意外と動物園や水族館に言っても、テンション低めでちょっと物足りなかったんですよね。 ただ、家にいるペットはお気に入りだったみたいです。

子供が小学生になってから我が家で犬を飼うようになると、犬大好き、動物大好きな子に変わったので やっぱり生きものと接する機会は持ってあげてよかったなと思っています。

熱性けいれんになる

あれは娘が2歳3ケ月頃だったでしょうか。 例によって風邪をひいていたんですよね。 あの頃の娘はとにかく風邪をよくひく子で、お友達が風邪をひいていれば必ずもらってきてしまうような子供でした。 外でも指しゃぶりをしっぱなしでしたから、これも風邪菌をもらってしまう原因の一つだったかもしれません。

そんな娘が例によって咳をし始め、ちょっと微熱が出てきたかなと思っていたある日。 お昼過ぎだったと思います。 私が座っているソファに寄りかかるようにして立ってテレビを見ていた息子が、突然ドスンと尻もちをついたんです。 最初は『何かふざけているのかな?』と思ったのですが、どうも様子がおかしい。

そのままコロンと横になったかと思うと、みるみる身体がエビのように反ってきたんです。 そしてガクガクと震え始めたのですぐに『けいれんだ!』と思いました。 私はよく育児雑誌などを読んでいたので、けいれんの時にどうすればいいか、なんとなく覚えていたんです。

けいれんと同時に嘔吐すると気管に入ってしまい危ないので、娘を仰向けではなく横向きに寝かせました。 強くゆすったり大声で呼んではいけないので、じっと見守りました。 片側だけのけいれんや、長引くけいれんは危険だそうです。 幸い2分程度でけいれんは収まり、ぐったりそのまま眠り込んでしまったのですが、初めてのけいれんでかなり心配だった私は、すぐに病院へ連れて行きました。

念のため…と脳波などを調べてもらいましたが、大きな問題はなく『熱性けいれん』との診断。 急に熱が上がると脳が対処できずにけいれんを起こしてしまうとのことで、小さい子供にはよくあるそうです。 あの時は、本当に怖かったことを覚えています。

その後、5歳の時にもやっぱり熱性けいれんを起こし、この時もヒヤヒヤしました。 しばらくは、熱が出るたびにけいれん止めの座薬を使っていましたね。 子供の体調が急に悪くなるのって、いつまでたっても慣れないものです。

2歳でよく話すようになる

常に黙々とマイペース、名前を呼んでも振り返ることが少なく、ちょっと心配だった子供。 『もしかして、家の子って、何か障害があるの?』と、育児書を何回も見たりしたこともありました。 でも、2歳半ぐらいになると、そんな心配など吹き飛んでしまうくらい、ある日突然いろいろなことを話し始めたんです。 まるで、今までストックしておいた言葉を一気に放出するかのように、本当に突然おしゃべりになったんですよね。

それからはもう、テレビのコマーシャルや、私の口癖など、あらゆる言葉をまねして話すようになりました。 特に何を教えたわけでもないのに、こんなふうに子供って話し始めるんだなあと半ば呆然としてしまったものです。 まあ、話すようになったからと言っても、まだまだ言葉は不明瞭。 いったい何を言っているのか、よく分からないこともよくありました。

ですから、本人が私たち大人に何か伝えたくて一生懸命話していても、なかなかこちらは理解してあげることができず…。 自分の言い分が通じず、気持ちを理解してもらえないことで、娘がイライラして泣き出すこともよくありました。 せっかく話せるようになっても、まだまだ2歳児は理解不能な『生きもの』でしたねえ。

言葉をすぐに覚えるようになって、うれしかった反面、困ることもありました。 テレビなどで耳にする下品な言葉や、私たちが使う乱暴な言葉なども、すぐに覚えて使い始めてしまうんですよね。 娘の前では迂闊なことを言えなくなっちゃいました。

一度、夫の銀行のパスワードを私が夫に確認していたら、その数字を息子が覚えてしまい、慌てて黙らせたなんていうマンガみたいなこともありました。 片言の発音で話すこの頃の子供の言葉って、分かりにくいけれど思わず笑ってしまうおもしろい発言やかわいい間違いがありますよね。 もっと、あの頃の子供のおしゃべりの様子を録画しておけば良かったな…と思ってしまいます。

歯磨きが大変

口の中がむずがゆくなって、歯ぐきに白いものがちらほらと見え始めてからどれくらいたった頃だったでしょうか。 2歳を過ぎて、息子の歯もだいたい生えそろってきました。

歯がきちんと生えそろって安心した反面、せっかく生えてきた歯を虫歯にしてはいけない…とますます歯磨きが大変になりました。 相変わらず歯磨き大嫌いの娘。 毎晩、寝る前の歯磨きタイムはまさに戦争です。 小さい頃よりもますます力も強くなって、私が押さえつけるだけでも大変。 座って足の間に息子の頭をギュッと挟み込み、力いっぱい押さえつけるのですから、歯磨き以前に子供にとってはイヤだったはずです。

ギャーギャー泣きわめく娘の口に歯ブラシを突っ込み、夫が呆れようと、母が『かわいそうだ』と同情しようと、歯磨きだけは一日も欠かさず続けました。 やれやれ。私も、よくがんばりました。 話は変わりますが、歯が生えそろうと食べられるものもだんだんと増えてきます。

どちらかというと、あまり噛んで食べない娘でしたから、じゃがいもやにんじんなどは、できるだけ大きめに切ってよく噛むように工夫しました。 この頃よく使っていたのが、持ち手の部分が輪っか状になったスプーンです。 持ち手がまっすぐのものよりも、小さい子でも持ちやすく、重宝しましたね。

食事用のイスは木製のトリップトラップチェア。 座面の高さを変えれば、大きくなってからも使えるというイスで、このイスは息子が幼稚園に入ってからもずいぶん長い間使いましたね。

いまだにその傾向はあるのですが、小さい頃から、狭い場所が大好きでした。 クローゼットのすきまや、部屋のはじっこなど、じっと何もせずそこに座っていて驚いたことがよくあります。 洗濯物を入れる大きめのカゴに娘を入れてあげると、喜んでいつまででも入っていましたね。 子供って、何が楽しいんだか、理解できないこともたくさんありますよね。

子供に質問されたときどうすればいいのか

妊娠したころには、子供が生まれてきたらこんなふうに育てよう…と思っていたことはたくさんあります。 でも、現実に子供が生まれてきてみると、なかなか理想通りに子育てができなかった…ということもたくさんあります。

子供が泣いてもイライラせずに、好きなだけ泣かせておこう…。 実際には、なかなか泣き止まない娘にイライライライラ。 何も分からない娘に向って『いい加減にしなさい!』と怒鳴りつけてしまったこともあります。 テレビはあまりいい影響を与えないようなので、なるべく見せないようにしよう…。 実際には、テレビが第二の母親かと思うほどに、テレビに子守をしてもらった日々。 私が忙しい時や、子供の相手に疲れた時には、ついついテレビのスイッチを入れてしまったものです。

できるだけいろいろなものを食べさせてあげて、おいしいものの味を覚えさせてあげよう…。 これも実際には、まったく実践できませんでしたね。 毎日三食の息子の食事を考えるのは、とっても大変。 結果として、同じような献立の繰り返しになってしまって、ワンパターンな食卓でした。

そしてもう一つ。 子供が質問をしてきた時には、できるだけ丁寧に答えてあげようと思っていました。 でも、子供の質問って、ほんと、すさまじいものがありました。 次から次へと「なんで?」「どうして?」と、それはもう嫌がらせかと思うくらい、しつこく質問してくるんですよね。

丁寧に答えていたのも最初のうちだけ。 次第に毎日の質問攻めにうんざり。 結局はなんとなく適当に質問に答えたり、答える言葉が浮かばず面倒な時などは「なんでだろうね〜?」なんて言って、ごまかしてしまったこともたくさんあります。

育児はなかなか理想通りには進まないけれど、あんまりガチガチに理想通りにしようと思うと、自分もクタクタになってしまいますものね。 少しだけ手を抜くことも、必要なんじゃないかな…なんて、言い訳をしてみたりして。